陽電子放出核種とは 読み:ようでんしほうしゅつかくしゅ英語:positron-emitting radionuclide
陽電子(β+)を放出する放射性核種で、「ポジトロン核種」とも呼ばれます。
陽電子(ポジトロン)を放出し、その陽電子がマイナスの電気を帯びた普通の電子に出会うと、結合して放射線を発生させます。
この陽電子放出核種をブドウ糖や酸素などに組み込んで、PET検査で使う薬剤FDGを作ります。
陽電子放出核種(ポジトロン核種)を利用した検査であることから、PET検査はポジトロン断層法とも呼ばれています。