再発とは 読み:さいはつ英語:recurrence
治療などにより収まっていた病気が、再び起こる現象です。
がんの場合では、再び同じ部位にがんが再発する「局所再発」と、がんが周囲の組織に浸潤して起こる「領域再発」と、最初にがんができた場所とは違う場所に転移する「遠隔再発」があります。
遠隔再発は局所再発に比べて、病態が改善しにくいといわれています。
なお、PET検査は全身をまんべんなく診断できるため、局所再発だけでなく遠隔再発の有無、治療効果の判定、腫瘍の良性・悪性の区別などにも適しています。
がん治療後に再発がないか全身を定期的に検査し、もし再発があったとしても早期発見・早期治療を可能とする手段の一つとして、PET検査は有効であると考えられています。